『日本共産党らしい支部』とは、

先日、ある会議で「日本共産党らしい支部」と述べられているが、「日本共産党らしい」とはどういうことなのか説明して欲しいと、質問があった。県や地区の幹部が戸惑いを示しながらも説明を始めた。

長々としたその説明を聞いていて、失望を感じた。確かに、『党生活確立の「三原則」――会議に出る、党費を納める、日刊紙を読む』が重要であることは当然だとしても、しかしいま求められているのは組織内部的な視点と共に、住民、国民から見ての「日本共産党らしい」活動であり、運動ではないだろうか。

なんだか、目的と手段が真逆だ。

規約第2条には、第1章 日本共産党の名称、性格、組織原則に

第二条 日本共産党は、日本の労働者階級の党であると同時に、日本国民の党であり、民主主義、独立、平和、国民生活の向上、そして日本の進歩的未来のために努力しようとするすべての人びとにその門戸を開いている。
党は、創立以来の「国民が主人公」の信条に立ち、つねに国民の切実な利益の実現と社会進歩の促進のためにたたかい、日本社会のなかで不屈の先進的な役割をはたすことを、自らの責務として自覚している。終局の目標として、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会の実現をめざす。
党は、科学的社会主義を理論的な基礎とする。

とあり、

「終局の目標として、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会の実現をめざす。」と述べられている。

「日本共産党らしさ」とは、組織原則を確立し、『多数の支持を得て』、「真に平等で自由な人間関係からなる共同社会の実現をめざす」ことにあるのではないだろうか。政治の貧困化や社会の矛盾を質し、日本の進歩的未来を築くという展望を語って、多数の支持を得る活動と運動を進める姿が国民や住民に見えなければならない、と考えている。

常に、根源的に『日本共産党らしく』自問自答し、問題提起をしていきたい。
もちろん、これは個人的見解です。党の正式見解ではないし、文書にも記されてはいない。党員一人ひとりが考えるべきテーマだと思う、自らの信念と確信のために。(例え、孤立しようとも、展望ある未来の構築のために)


★日本共産党綱領2004年1月17日 第23回党大会で改定
★日本共産党規約
第25回党大会・中央委員会総会2010年1月13日?

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